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Bristleconeはどのように自主学習カルチャーを作り上げたか

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2,800

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テクノロジー

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2022

Customer Since

Bristleconeグループ(Mahindraグループ傘下の企業)は、コネクティッドサプライチェーンのためにAIを活用したアプリケーション変革サービスを提供する業界有数の企業です。25年の歴史を持つ同社は、コンサルティングを中心としたサービスを提供し、世界各地に12の拠点を持ち、2,500人以上のコンサルタントを擁しています。

同社は常に起業家的カルチャーを持ち、従業員に自己学習に専念し、自分のキャリアパスを推進するよう奨励してきました。Bristleconeは、2022年にエコノミック・タイムズ紙の「Excellence in Creating a Culture of Continuous Learning and Upskilling(継続的学習とスキルアップ文化構築賞)」で金賞 を受賞し、ナショナルHRDネットワーク の「People First Ace Awards」でも2022年度の準優勝に輝きました。いずれの受賞も同社が会社としてL&Dに真摯に取り組んできたことの現れです。2023年はCornerstone APJ RAVE Awardの「学習体験」部門賞を受賞しています。

Bristleconeの目標

Bristleconeの目標

Bristleconeは、学習への取り組みをさらに進め、積極的なアプローチで学習を深め、L&Dプロセスやカルチャーを改善したいと考えていました。そこで、 Cornerstoneを採用し、従業員の学習と能力開発を変革することにしました。

Cornerstoneを選んだ理由

Cornerstoneの導入に先立ち、Bristleconeは従業員体験に関するフィードバックを集めました。その中で、キャリアアップが改善すべき点としてあがってきたことから、同社は取り組みを開始しました。Bristleconeは、自己学習と必須講習の両方が存在して学習意欲の相乗効果となる学習カルチャーを築きたいと考えていました。また、従業員のキャリアパスを個人目標やBristleconeのメタコンピテンシーフレームワークと整合性のとれたものとすることを望んでいました。同社は、さまざまなレベルの仕事、それに該当する成果、行動目標、そしてこれらの目標を達成するために必要なコンピテンシーをマッピングする、フレームワークを作成しました。

これらすべてを実現するためには、従業員がスキルを磨くのに役立つパーソナライズされたコンテンツへのアクセスを提供できるプラットフォームが必要でした。またそのプラットフォームは、仕事の流れの中で学習を提供し、Bristleconeの起業家精神の中核である自主的な学習文化を促進する必要がありました。

そのような観点から、BristleconeはCornerstoneに注目しました。2022年7月に試験運用を開始し、15%の導入率で非常に好評価を得た後、一気にプラットフォームを全社展開し、現在の導入率は75%に達しています。

Bristleconeグループは、Cornerstoneに関して主に三点取り組みました。まずCornerstoneポータルの利点と機能を周知するコミュニケーションプランの策定。そして、社内のソーシャルアプリケーションを活用した、利用方法に関する詳細な導入プランの構築。最後に、組織内のL&Dの進捗状況をステークホルダーに定期的に報告する、強力な管理モデルの開発です。

成果

学びの哲学

Bristleconeのカルチャーである「関連性を保ち、自律的成長を促進し、責任とオーナーシップを持つ」に沿って、すべてのトレーニングが従業員個人の技術、職能、ビヘイビアの目標に合わせてあります。従業員は、組織から自分が期待されていることに目を通し、自分のスキルギャップを特定して、目標達成に役立つコンピテンシーを選択します。目標は各レベルに固有のものとなっています。このため、目標に沿った職務ベースのメタコンピテンシー学習フレームワークによって、Bristleconeはカークパトリックのトレーニング評価モデルの第5レベルに到達することができます。メタコンピテンシーは、個人の目標達成に役立つ他のコンピテンシーの習得を促して個人の能力を引き出し、ビジネスへの投資対効果を生み出します。

メタコンピテンシーに基づく学習プラン

Bristleconeは、各レベルに技術、職能、行動特性の学習プランやゴールを作成し、2万件以上の検索を獲得しています。これらのプランを見ながらアクションを起こすことで、効果的なコミュニケーション、リーダーシップスキル、プロジェクトマネジメント、デジタルコンピテンシーなどの組織全体のコンピテンシーを開発することができます。学習は、パフォーマンス評価の際に従業員の目標と紐づけられます。Bristleconeはまた、すべてのプランとゴールのために、学習前後の測定用スマートカードを開発しました。

従業員の学習量が急増

学習エンゲージメントは急速に高まり、2022年9月から2023年2月にかけて、プラットフォームを2日以上利用した従業員数は60.63%から73.76%に増えました。このプラットフォームは、Bristleconeの従業員数の4倍にあたる8,500時間という驚異的な利用時間を記録しました。これは1人あたり最低5時間の学習に相当します。このように、同社はCornerstoneを利用して起業家精神を深め、従業員の継続的な学習を奨励しています。月間平均利用率は64%で、コンテンツ修了率は68%となっています。また、現在の導入率は75%で、他のグループ企業と比べても最も高い数値となっています。

どこでも・好きなだけ学習できる

Bristleconeは、CornerstoneのMicrosoft Teamsとの統合により、デスクトップでも外出先でも、学習教材にすぐにアクセスできるようにしました。同社従業員の学習の20%~30%がモバイルデバイスで行われていることがわかっており、Bristleconeが従業員が好きな場所で学習できるようにしていることを示しています。年末のホリデーシーズンにはさらに、コース修了件数が25,751件に達し、従業員の学習意欲の持続がうかがえました。

パーソナライズされた学習

Bristleconeは、Cornerstoneを使用して各レベルの業務に必要なメタコンピテンシーに合致したコンテンツをキュレーションしました。これにより、従業員の興味や仕事に応じて、高度にパーソナライズされた学習プランを提供することができます。この取り組みにより、1,912人の学習者が2日以上積極的なエンゲージメントを見せており、従業員への明確な価値を示しています。またBristleconeではCornerstoneを使って「ナッジ」を導入し、従業員が開始したコースを最後まで修了するよう、また定期的に学習を継続するように促しています。

学びが日常の一部となる

Bristleconeでは、従業員が学習に十分に集中できるように、毎日10時に10分間の時間をとっています。また、「My Day Friday」と呼ばれる学習にあてる時間を設け、金曜日の午後1時以降に会議を設定しないことを推奨し、従業員一人ひとりが自分の業務の中で学び、成長できるようにしました。また、11月の1カ月間にわたる学習フェスティバル「KnoWember Pragya」などのキャンペーンや、Slackグループなどのピアツーピア学習を促進するコミュニティベースの学習も用意されています。

ゲーミフィケーション的アプローチとクレジットベースのフレームワーク


最後に、BristleconeはCornerstoneで、ポイント、バッジ、リーダーボードによる学習のゲーミフィケーションを行い、体験をさらにパーソナライズし、自主的なエンゲージメントをさらに高めています。またCornerstoneでは、内発的・外発的な報酬システムであるクレジットポイントで優秀な学習者を認定し、そのクレジットポイントをマーケットプレイスで交換できるようにした、学習クレジットフレームワークシステムを導入しています。

関連資料

製品やお客様事例、最新の業界のインサイトなどをご紹介しています。

How Bristlecone created a culture of self-directed learning

お客様事例

How Bristlecone created a culture of self-directed learning

Bristlecone Group (A Mahindra group company) is a leading provider of AI-powered application transformation services for the connected supply chain. The 25-year-old business employs a consulting-driven approach, with more than 12 global hubs and 2,500+ consultants.

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